宮村浩樹の匠の技「ダクト・フード技術紹介」

ダクト・フードのギャラリー

  • アンティックな溶接仮面
  • 全てにエージング処理の看板
  • エージング処理で古びた表現
  • 額縁のエージング処理

金属の素材感をより活かす「エージング技術」

「どんな技術?」
素材の持つ性質を利用して、人工的に老化させ、古めかせる事で短時間で何十年も経過した状態にも出来る特殊技術です。

「どこで使われる?」
エージングの技術は店舗の内装や看板・テーマパーク・舞台セットなどのデザイン性を要求される場面では非常に重要な技術で、簡単なものから重要文化財の修復などのように非常に繊細で高度な技術を要するものまであり、みなさんが街中で何気なく目にする看板などにもよく使われています。

「なぜ必要か?」
近年では生活環境と一体になるような物を求めらる方が多く、金属素材そのままの状態でイメージされる環境との調和が出来れば良いのですが、デザイン性を問われる場面では非常に難しく、風合いを出したりするのには必要で、特に重要文化財などのようにそこだけ新品に取り替えては台無しになる物もあり、幅広く要求される技術です。


銅製の叩き出しフード

銅板のエージング

銅板が風化すると緑青(ろくしょう)が噴く事はよく知られていますが、この緑青も人工的に作り出す事が可能で、色合いも適度なところで保存させる事が出来ます。

お寺の屋根の修復などでも新品の銅板を既存の銅板と同じ状態にする事も出来ます。

また心配される緑青の安全性ですが、以前は銅板の緑青に毒性があると思われていましたが、昭和37年に東京大学医学部の研究で毒性はないと言う事が立証されております。

ところが最近になって銅屋根から流れる水は有害ではないかと疑問しされ、さらに分析された結果、酸性雨の影響による場合にはその影響を受ける事もあると言うのが正確な結果で、通常の緑青は問題ないと言うものです。

当社ではエージング装飾をする場合、より安全性を追求する為にエージングをした後に酸性雨対策の表面処理を致しますので、腐食の進行や毒性の心配の無いように配慮した加工をさせて頂きます。




銅製の叩き出しフード

複合されたエージング

銅板以外のアルミ・鉛・鉄と言った金属素材でもエージングが可能です。

何年も使い込んで年季の入った物にしか起こらないその繊細な質感。それらが使い込まれた経緯を意識しながら、汚れや金属疲労による使用感までもエージング技術でリアルに表現いたします。

また、銅板には燻し(いぶし)による銅板のみが持つ素材性を活かした黒ずませるエージングも可能で、テレビドラマのセットやテーマパークで磨いた技術で皆様の店舗やこだわりの逸品に反映させて頂きます。




銅製の叩き出しフード

研磨との複合

画像のような亜鉛鍍金された鉄板にも薬品によるエージングが可能で、亜鉛鉄板は年数が経過してくると、行き成り錆が出て来るのではなく、最初は白く亜鉛が飛んだような状態になります。

そう言った質感をエージングする場合には研磨(けんま)技術を複合させる事によってさらに渋さが増します。

例えば縦方向に擦り傷を付けた状態でエージングする事によりその傷の中に白い用材が絶妙に溶け込んで、短時間で何年も経過したような質感を表現できます。

表面処理をする事で粉が出てくるような事はありません。 当社ではこの技術をテレビドラマのセットなどでも幅広く使わせて頂いております。




銅製の叩き出しフード

当社オリジナル

錆エージングの代表的なものですが、当社では鉄板を錆させるのではなく、事前に用材と鉄粉や銅粉を使って人工的に錆や緑青を発生させ、その半凝固状態の錆を鉄板に塗布し実際の母材は腐食させずに塗膜上で錆を起こさせる技術で金属の耐久性も考慮したエージングを可能しました。

特に上部ギャラリーの額縁の画像をご覧になった皆様はこの素材が銅板か真鍮板だと思われる事でしょう。

ところがこの額縁の素材は亜鉛鉄板なのです。
なぜ?亜鉛鉄板に緑青が?そう、これは当社独自開発の塗膜エージング技術が銅板にしか生じない緑青を亜鉛鉄板やアルミ板などでも可能にしたのです。

現在さらに進化したエージング技術も研究中でご要望に応じて今まででは考えられないような組み合わせでもご相談賜ります。


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